業務内容について
外来患者管理支援センターという、看護部とは異なる部門で、主に生活習慣病患者の生活指導を行っています。
検査データの悪い方や、診察中の反応などから面談する方を選び、医師の了解を得て声をかけます。
あれをしてはいけない、こうしないといけないと注意されるのではと、患者さんから警戒されることもありますが、診察だけでは理解しきれていない病態、薬物・食事・運動療法の意義と生活習慣が結びつくように説明をし、希望のライフスタイルや意向を確認しながら、出来ることを見つけていくお手伝いをする役割と考えています。
病気を含めてお仕事・生活をしている患者さんの視点に立つと、長年の暮らし方を変えていくのは容易ではないことを実感します。1度目の面談で行動変容に繋がることもあれば、1年以上かかる場合もあり、動機付けの難しさと同時に、自立されていく過程はやりがいを感じるところです。
また、受診を中断されている方には電話をし、状況を確認します。病状が悪化する前に治療を再開するようお声をかけることも、コーディネートナースが担っています。
高齢、独居の方も多く、社会資源投入をお勧めしたり、そのための関連機関と連携をとることも多くあります。様々な病気を抱えている方が多く、これまで経験してきたことが面談で生かせますし、どんな経歴の方でも力を発揮していただけると思います。