学会参加報告

参加学会名

第22回 滋賀県看護学会

参加者

3B 丸岡 詞望

参加した感想

内容
午前中:研究・実施報告発表
・頸椎手術患者の術後の肩こり対策について
・新人看護師が先輩看護師に看護ケアを依頼する際の躊躇と対策
・フローチャートの活用による機能的自律評価表(FIM)評価の統一とストレスの変化
・高齢者の予防的スキンケアに関する文献研修
・他分野の専門・認知看護師で構成された事例検討会の効果
・A大学看護キャリアアップ講座修了者における看護研究活動の実態
・回復期リハビリ病棟開設後の課題
午後:基調講座 住み慣れた地域で暮らし続ける為に 花戸貴司先生
   シンポジウム doing人と未来をつむぐ

 花戸先生の話の中で、「はようまいらしてほしい」と外来に来る患者さんがよく言う。この言葉には、老いや病があっても元気に生活したい、住み慣れた地域で安心して生活したいという自分らしい「生」への願いが込められている。という内容があった。年老いても自分らしく過ごしたい。その為にも、普段から家族と「どのような場所で誰と生活するのか。どのような治療や療養をするのか」話し合っておくことが大切と学んだ。
永源寺では、認知症や独居の人でも笑顔で在宅で過ごしていた。永源寺では、サービス対象者カンファレンスを多職種で毎月行っていた。地域皆で支えあっっているから、在宅で過ごせる人が多く、皆笑顔でいれるのだと感じた。病棟でも在宅に戻りたいと希望している人は多いが、認知症の人や一人で生活できない人は施設に退院するケースが多い。どこの地域も永源寺のように地域皆で支え合うことができれば、在宅に帰れる人も増加するのではないかと考える。自分らしく過ごしてもらえるよう、本人の意志を尊重できる関わりをしていきたい。

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