学会参加報告

参加学会名

第22回 滋賀県看護学会

参加者

3B病棟 岡田 永吏菜

参加した感想

在宅医療の実際を聞き、認知症患者が住み慣れた地域に帰るということの意味について考えることができた。高齢化が進み、老老介護や高齢者独居が増えている現在、自宅退院のリスクを考えると、施設や療養型の病院を退院先として選択することがある。しかし、実際に独居の高齢者や、認知症患者がどのような生活を自宅でしているのか学ぶことができた。家族がいないから一人で生活しているのではなく、自助・互助・共助・公助 さまざまな機関が連携し、その人らしい生活ができるようにサポートしているから地域で生活が送れるのである。患者がその人らしく生活するために病棟看護師としてできることは、患者・家族が望む暮らしは何なのかということを一緒に考えることではないかと考える。今だけを見るのではなく、患者の今まで生きてきた生き方、生活を尊重し、病い、老いとともに生活する方法を一緒に考えていく看護を今後していきたい。

ページの先頭へ