学会参加報告

参加学会名

第46回 日本看護学会―看護教育―学術集会

参加者

3階病棟 川村 弘樹

参加した感想

2015年8月6日(木)~8月7日(金)に奈良県文化会館にて開催された第46回日本看護学会に参加してきました。
奈良時代に慈善活動を行い、日本の看護の礎を築いたとされる光明皇后の時代背景や政務、福祉活動等を知ることができ、今回、日本看護学会が奈良で開催されたことに所以を感じました。
また、近年の高齢化の増進や医療の高度化、慢性疾患の増大等は周知の事実であり、それに伴い、医療、及び、看護は大きく変化するとともに、看護師は社会的ニーズを満たす担い手として期待されていくと思われます。
看護への期待が高まる中、看護師は最適なケアを行うために、日々、意欲的に学んでいかなくてはいけません。その為には、自ら考える、伝える、創造するといった問題解決能力が必要となります。当院では看護師だけではなく、多くの介護職も同様に患者様に寄り添い、ケアを提供しています。そのため、介護職も前述した問題解決能力が育成されていくことが望ましいと考えます。
そして、近年「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設されたことから、今後、ますます看護師が自ら判断・行動するために、より高度な医療的処置能力が求められてきます。
しかし、まだまだ試験的段階であり、様々な課題がありますが、医師不在の場面が多い療養病棟や施設、在宅にとって、高度で専門的な知識と技術を会得した看護師は時代背景に伴い必要になると推測します。
今回、一か月前に事前申し込みをしたのですが、定員充足で、8月6日当日参加申し込みで並んで集会に参加しました。
当院医誠会グループ病院は研修も日勤扱い、参加費も教育費から支出されるので、今後もスキルアップに繋がる努力をしていきたいと考えます。

第46回 日本看護学会―看護教育―学術集会に参加しました

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