新人看護職員の教育について
自己紹介と院内案内
2025年4月7日
新人看護師にとって、頼りになるのは上司や先輩だけではありません。
同期はとても大切な存在です。お互いを知るために自己紹介を行いました。
趣味の話では、和やかに盛り上がり、距離が近づいた感じがしました。
看護師になった理由や目標はそれぞれ違いますが、助け合い、いろんなことを乗り越える仲間になることを期待しています。
看護部紹介と部署発表
2025年4月4日
新しい真っ白な白衣に袖を通し、背筋が伸ばして、真剣なまなざしで看護部長の話や看護部紹介を聞いていました。 所属部署を発表し、いよいよ病棟での勤務が始まります。
入職式
2025年4月1日
2025年度の入職式を執り行いました。
今年度の新人看護師5名です。
入職式後、初日の緊張もあり疲れているかと心配しましたが、元気な笑顔を見せてくれてこちらまで明るい気分になりました。
今年度も新人研修の模様をお届けしますので、暖かく成長を見守って下さい。
修了式
2025年3月24日
1年間の新人研修を経て、修了式を迎えました。新人看護師が1年間を振り返り、反省点や成長した点と2年目の目標を発表しました。
修了証を授与後の先輩からのお手紙には、それぞれがそれぞれのペースで成長し、頼もしくなった姿に感心しましたと書かれていました。
★ 1年間の振り返り ★
・最初、患者さんとの関わりに戸惑いばかり感じていましたが、徐々にやりがいに変わっていき、患者さんからの感謝の言葉を聞いたときは、とても嬉しかった。
・先輩のあたたかいサポートのおかげで、成長を実感できたことが自信につながしました。
・時間の使い方や、他チームとの協力など、まだまだある課題を2年目でクリアできるようになりたいです。
★ 先輩からのお手紙 ★
・挫折や不安を乗り越えて看護師を諦めず、1年間頑張ったこと、成長したことを誇りに思って下さい。
・4月からは先輩です。1年間を通して経験したこと、学んだことをしっかり発揮して下さい。
・2年目はまた違った悩みがあると思います。そのときは1人で抱え込まずに先輩を頼って下さい。
看護倫理
2024年11月19日
秋も深まり寒くなってきましたが、新人さんたちは体調も崩さず、頑張っています。
今回の研修は看護倫理についてです。「尊厳」や「権利の尊重」と聞くと難しく感じますが、患者さんのニーズに応じて、
自分らしく穏やかに過ごすことができるかを日々の看護の中で振り返りながら話し合いました。
今年もあと1ヶ月、今年度の新人研修もあと1回!修了式で1年間の学びや思いを聞くことを楽しみにしています
★受講者コメント★
日々の業務の中でつい、患者さんにとって最善がなにかまで考えが及ばないことがある。
そんなモヤモヤを今回の研修で話せたことにより、改めて忙しくても
「聞く努力をする」「否定から入らない」など明日からでもできることを心がけようと思いました。
6ヶ月の振り返り
2024年10月15日
今回の研修では、入職後の6ヶ月を振り返りました。
「成長したこと、不安に思うこと」「もっと頑張りたいこと」「2年目の自分はどんな看護師になっていたいか」「大切にしている看護。忘れられない場面」をそれぞれが発表しました。
1年目は試練が満載。落ち込むことがあっても逃げずに振り返ること!同期との悩みの共有や先輩への相談を行い、なんとなく過ごさないこと!
先輩たちも同じ失敗や悩みを乗り越えました。半年後にはみんなも先輩です。今しか学べないことを、積極的に先輩に教えてもらいましょう。
★受講者コメント★
看護技術を習得するために計画し、先輩に提案したいと思いました。患者さんとの関わり以外での報・連・相や時間管理など、社会人としての行動について、どう改善していくべきか見直したい。
多重課題
2024年9月17日
多重課題とは、2つ以上の作業が同時発生することです。複数の患者さんからのナースコールや、緊急入院など予測できない事柄が発生することは日常茶飯事です。今回の研修では、ケースに沿って優先順位や解決方法を話し合って考えました。
看護業務においての優先順位は、効率性だけでなく重要度や緊急度の高さで決まります。判断ミスが命に関わることもあるため焦ってしまう状況も多いですが、そんな時こそ深呼吸して冷静な判断を行います。
★受講者コメント★
多重課題をこなすためには、メンバーシップや報告・連絡・相談の徹底が大切だと学びました。困った時には1人で抱え込まず、先輩やリーダーに相談して振り返りを行うことで、重要度の高いものから対応できるようになりたいです。また、笑顔で対応することも大事なので、自分の行動を見つめ直そうと思いました。
急変対応(BLS)
2024年8月20日
急変対応とBLSについての演習を行いました。
心臓マッサージ、AEDの使用方法と設置場所、急変対応時に必要な物品や役割を学び、標準化看護師による急変時の対応の流れを見学。その後、実践しました。急変時の1分1秒の行動で、助かる命があります。万一の際に的確な判断ができる看護師への成長を期待しています。
★受講者コメント★
急変時に、誰に何を伝えて、何をするべきか判断をするのは難しいと思いましたが、「その場を離れない」「声を出す」「助けを求める」ことや救急カート内の物品の位置を覚えることなど、今の自分でもできることはあるので、いざというときに実践できるようになりたいと思いました。
3ヶ月の振り返り
2024年7月16日
4月に新人看護師が入職して、早3ヶ月。今回の研修は3ヶ月間で成長したことを振り返りました。
生活援助ができるようになったり、受持人数が増えたりとそれぞれのペースで成長を実感する一方で、不安や心配事も増えました。
その不安や心配事が次の目標となり、目標と向き合うことでさらなる成長にきっとつながります。
★受講者コメント★
夜勤にむけての自立を目標としていますが、多重課題や時間管理などで指摘されることもあって悩んでいました。
なので、今回の振り返りで同期と同じ悩みを共有できたことが嬉しかったです。これからは1人で抱え込まずに同期や先輩に相談してみようと思います。
実践に活かす静脈注射:基礎編
2024年6月18日
採血とルートキープの研修を行いました。
血管モデルでの練習後、お互いの腕を使って実践!緊張しながらも、慎重に採血とルートキープを成功させました。医療者の緊張や不安が伝わると、患者さんに恐怖心を与えてしまうことも学びました。
★受講者コメント★
神経が多い場所、痛みを強く感じる場所もあるため、血管の選択が重要だと学びました。高齢者の方や、疼痛や気分不良を訴えることができない患者さんもいるため、表情を見極め、失敗なく穿刺できるよう経験を積んでいきたいです。
食生活を支える技術
2024年5月14日
食事介助方法と口腔ケア、経管栄養注入の実際・留意点等の講義・実技を行いました。
入院生活の中で、食事を楽しみにされる方は多くいます。食事の量やペース、環境調整などに配慮することで安全で安心な食事が提供でき、口腔ケアを行なうことの重要性を伝えると同時に、口から食べる楽しみを支える視点の大切さを学ぶ研修になりました。
呼吸を助ける技術
2024年5月8日
酸素と吸引についての研修を行いました。
看護師にとって日常業務の中で一番頻度の多い技術であるため、呼吸療法認定士を取得した看護師による講座後に実技を行いました。 吸引は患者さんにとって苦痛を伴うため、臨床の場でも先輩の確認・指導のもと技術の取得が重要です。
日常生活援助技術(褥瘡予防・スキンケア・オムツ交換)
2024年4月30日
オムツ交換と体位変換についての研修を行いました。
不適切な処置は皮膚トラブルの原因となるため、皮膚・排泄ケア認定看護師の指導のもと、シミュレーターを使用してオムツ交換を学びました。 体位変換では患者役になることで、患者さんの不安感や不快感を実際に体感しました。技術を習得することで、患者さんの自尊心への配慮にもつながることを学びました。
新人看護師研修-医療安全(安全な療養生活環境の提供)
2024年4月12日
転倒や転落の防止策について研修を行いました。
転倒と転落。聞きなじみのある言葉ですが、その違いは何か?
どういう状況で発生し、その結果は?しっかり理解した上で、対策方法や環境整備について学びました。
転倒・転落を防ぐための用具は、病室で実物を見て、触れて、操作方法も体験しました。
入職してから2週間。患者さんとの関わりが増えてきたこともあり、患者さんに安全な環境が提供できているか、実践的に考えるきっかけになったようです。
新人看護師研修-薬剤の基礎と誤薬防止
2024年4月10日
6Rに則って確認することの大切さ、連続双方向型の確認方法について学びました。
患者の疾患・病状・治療・嚥下状態に関する正しい知識と理解を持つことが重要です。
医療現場におけるダブルチェックは見落としがちなミスをなくすためであり、見落としを最小限にするための手順やマニュアルを身につける必要性があることを学びました。まずは6Rの確認方法を遵守し、少しずつアセスメント能力も身につけていきます。
新人看護師研修-感染管理(感染予防策の基本と尊守)
2024年4月9日
新人研修が始まりました!手指消毒やマスク、エプロンの着脱方法などの感染対策の基本を学びました。
感染させない、しないためには、手順の遵守が重要です。一つ一つの動作や順番を確認しながら、冷静に練習を行いました。
患者さんと自身を守るために今は、ゆっくりでも確実に正しい手順を身につけています。
新人看護師研修-入職オリエンテーション
2024年4月4日
電子カルテ操作の研修を行いました。看護において、患者さんの情報を知ることは、とても大切であること。
またクリックひとつで、患者さんの情報を閲覧できるため、改めてプライバシー保護の重要性を学びました。
新人看護師研修-入職オリエンテーション
2024年4月3日
初日の緊張もあってか少し疲れも見えましたが、自己紹介での趣味の話では、それぞれ笑顔も見られ少しずつではありますが、同期同士の距離が近づいたようでした。院内案内では、今後関わっていく他部署の見学も行いました。
新人看護師研修-入職オリエンテーション
2024年4月2日
初めての白衣に袖を通す姿は初々しく、緊張の面持ちでした。看護部の部署紹介の後、所属する部署発表では、所属長や教育担当者とご対面。病院長や看護部長からの挨拶を真剣なまなざしで聞く姿には、こちらまで背筋が伸びる思いでした。
新人看護師研修-修了式
2024年3月19日
新人研修最後の修了式を行いました。1年間の振り返りと2年目の課題をそれぞれ発表しました。入職した頃は不安でいっぱいだったが、できる事が少しずつ増え、何より先輩が自分の時間を削って指導にあたってくれたおかげで、今では夜勤もできるよう成長できたと、指導している私たちも嬉しい言葉がたくさんありました。
最後は部長から修了書と先輩からの手紙と、1年間を振り返る動画を流しました。笑顔と涙の温かい修了式となりました。
新人看護師研修-看護倫理について
2023年11月22日
看護倫理の研修を行いました。「看護倫理」と聞くと難しいイメージがありましたが、動画の内容を確認すると普段の看護の中で自身が自然と行っている大切な内容であると理解することができました。事例を通して、グループワークを行い、意見交換を行うことで「あの時こうしたほうが良かったのでは」「あの時のことがもやもやするな」などの振り返りを行うことができました。
看護倫理に正解はありませんが、患者さん、家族、医療スタッフとの対話が大事、自身ができることからはじめようときっかけ作りとなった研修でした。
新人看護師研修-6か月の振り返り
2023年9月19日
6か月の振り返りを行いました。事前課題としていた4つの課題を発表していただきました。
①6か月経って成長したと感じること・不安に思うこと
②これからもっと頑張っていきたいこと
③2年目看護師となったとき自分はどんな看護師になっていたいか
④大切にしている看護・忘れられない場面
“3か月の振り返り”の際は不安やできない事の意見が多かったですが、今回の発表では「できることも増えた」「患者さんから感謝の言葉をいただいて嬉しかった」などの前向きな意見が多く、成長を感じる事ができました。忙しい業務の中でも今一度原点に立ち、改めて理想の看護師像を考えるいい機会となりました。
新人看護師研修-6か月の振り返り
2022年9月24日
成長したこと、頑張りたいこと、半年後どのような看護師になりたいか、忘れられない場面などをグループワークで話し合いました。多重課題や時間管理、患者の状態変化等に不安という意見でしたが、同期で同じ悩みを共有することで、「自分だけではない」「お互いに頑張ろう」と、前向きな気持ちになれたと感じていました。
半年後の理想の看護師像に近づくために「患者さんに必要な看護は何なのだろう?」と、日々自分に問いかけて欲しいと思います。そして、半年後自分なりの答えにたどり着けるよう、日々頑張る姿を見守り、サポートしていきたいです。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
ラダーI研修
2022年6月7日
今年度の新入職者は9名です。4月の集合研修後、約1か月が経過します。
今回は輸液ポンプ・シリンジポンプの研修です。標準化動画をもとに使用目的、適応場面、操作方法、アラームの対処法を実際に行ってもらいました。
初めて触るため緊張もありましたが、1人ずつ指導者確認の下、正しい操作を習得することができました。「動画で見るより実際に操作することで理解できた。」「アラームを恐れず対処法が学べた。」「投与量や薬剤についてなど患者の生命に直結する責任感を改めて感じることができた。」という意見がありました。今後も新人が理解し実践で役立つ研修を行っていきたいです。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
新人研修 夜勤の心構え
2021年8月30日
「夜勤の心構え」についての新人研修を行いました。新人たちは9月から徐々に夜勤業務をスタートし始めます。研修では「急変が起こったらどうしよう」「日勤より多い受け持ちが看れるのか…」など、夜勤業務に対して不安の声が多く聞こえました。
夜勤では何をするのか。日勤と何が違うのか。などの講義を聞き、「夜勤業務を始めるには何が必要なのか」について、隣同士で話し合い沢山意見を出してくれました。それらの中でも、「患者の異常の早期発見」「報連相」の2点が1番重要であることを学ぶ機会になりました。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
新人研修 3か月の振り返り
2021年6月16日
入職してから3か月ほど経過しました。新人たちには、自分が成長できていると感じる事や今後の課題など、今までの3か月の振り返り、それぞれの思いを発表してもらいました。
入職してから、看護技術の習得や病棟業務への慣れなど忙しい毎日でした。
新人達は、この3か月で成長していると感じている自覚もあるものの、「自分だけ成長が遅れているのではないか」「自分の実践しているケアは安全・安楽に行えているのか」などの不安な思いも抱えていました。
成長していると感じる部分は喜びをみんなで共有し、不安や自分に不足すると感じる部分には、どうやって勉強したらいいのか。誰に相談したら良いのかなど、みんなと意見交換をし、今後の目標に向けての自分たちの課題を考える事ができた研修になりました。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
新人技術演習(与薬)
2021年4月16日
新人研修での技術演習で、与薬(経口薬・貼付薬)の研修を行いました。
実際に患者さんに配薬する前には、6Rの確認の徹底が必要であることや、配薬カートの扱い方・薬剤の表示の見方を学びs、実際に自分たちで直接カセッターを動かして、病棟で実施している誤薬予防対策を学ぶことができました。
まだまだ患者さんに配薬するのは緊張しますが、指導者と共に1つ1つの手順を守り、安全に配薬できるようになりたいです。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
新人技術演習(移動・移送)
2021年4月12日
新人技術演習で、移乗・移送の演習を行いました。
実際に順番に患者役・看護師役になり、体験してもらいました。
新人たちからは、「ストレッチャーや車いすでの移動時に声をかけてもらうと安心する」「車いすへの移乗時には、看護師からの声掛けがあると、どこを持って支えたらよいのかがわかった」「車いすで、早く押されると怖かった」などの感想があり、それぞれ患者さんの気持ちが理解できた研修となりました。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
8月 急変時対応
8月に急変対応時の新人看護師の役割やBLSについて講義・演習を行いました。
講義では、「自分が何をするのか、常に声を出すように」と教えられていましたが、いざBLSでの演習を行うと、心肺蘇生やアンビューによる換気に気がとられ、声を出すことの難しさを感じました。これからも、先輩達と病棟で練習をしていきたいと思います。
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。
7月 夜勤の心構え
7月に夜勤の心構えについて学びました。
夜勤の開始に向けて不安に思っていることも、みんな一緒なんだと知ることができました。
夜勤に向けて、多重課題時の対応・先輩との密なコミュニケーションや報連相など、自分たちの今後の課題も明確にすることができました。
次もまたレポートします!!!
※常に窓を開けた状態で研修を行っています。