学会参加報告
参加学会名
第6回 大阪府看護学会 「いのち輝く看護の挑戦～100年生きるを支える～」
参加者
3階病棟 新村 美成
参加した感想
教育講演「意思決定支援 善き生（Good Life）の実現」の中で、意思決定支援とは自己責任を支援することだと言うことが印象に残った。
どんなに重度の知的障害があっても、基本的にその人なりの判断や思いがあることが前提で「能力存在推定」と呼ぶ。適切に判断できないと社会がみていたのは適切な支援がなかったからであり、適切な支援さえ受けることができれば自己決定が可能であると考える。
しかし、自己決定を周囲が尊重しないと決定できなくなってしまい、その人の尊厳が失われる。周囲が本人に変って決定する場合でも本人にとって最善の利益は何か、本人が選んできたことを尊重し、その人の尊厳を護る姿勢が大切である。