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学会参加報告

参加学会名

第6回 大阪府看護学会 「いのち輝く看護の挑戦~100年生きるを支える~」

参加者

教育担当 金城 福恵

参加した感想

今年度の学会テーマは、いのち輝く看護の挑戦~100年生きるを支える~であり、心惹かれる内容でした。

大阪大学院歯学研究科、野原准教授から嚥下造影の動画を見せて頂いた。最初に牛乳が気管支に流れ込む映像である。講師は、我々に「これを見て胃瘻が必要だと思う人、思わない人、わからない人?」と挙手を要求された。私は、周りに見えないよう「必要」に小さく挙手した。次に、ごはん粒が気管支に流れ込む映像で、同じ質問を投げかけられた。私は再び「必要」に小さく挙手した。准教授が言うには、「この2事例とも肺炎の既往が無い、誤嚥=肺炎なるということではない。このような造影結果の事例に対して、ほとんどの医師が禁食させる。こうして胃瘻増設者が増え、患者から食べることを奪ってしまう医師がたくさんいる」とのことであった。私もその医師たちと同類であったことを反省した。患者や家族に看護師として、食への援助の支援で必要なことを学んだ学会となった。

お昼は、誤嚥しても100歳まで食べれる自分でありたいと思いながら、同僚と一緒に隣接のロイヤルホテルでのビュッフェランチの美食を堪能しました。

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