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学会参加報告

参加学会名

第5回 大阪府看護学会

参加者

4階病棟 金衛 亜弥

参加した感想

今回の発表はターミナル期でADLの低下が著名。家族.の介護力からも自宅退院が困難であった患者に退院調整を行ない、介護者の妻の意見を尊重し、方向性は転院となった。それ以降リハビリや治療に意欲をなくしてしまった事例であった。当部署でも回復期にて自宅退院を目指してリハビリを行ない、退院調整している。ところが家族カンファレンスにて家族と医療従事者の中でのずれや、介護力の問題で施設方向となる患者も少なくない。
近年では高齢化に伴う認知機能、障害を抱えながら在宅生活も余儀なくされる社会情勢にて家族の介護力に応じた意思を尊重しがちである部分は現実にあると感じた。私たち看護師の役割は患者の代弁者である。患者の思いにいかに寄り添い病気や障害だけに目を向けるだけではなく思いを傾聴することの大切さを改めて強く感じる事ができた。

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