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学会参加報告

参加学会名

第5回 大阪府看護学会

参加者

外来師長 髙橋 久美子

参加した感想

まだ私たちが全く未知の世界である再生治療という分野がここまで来ていることを 学習・認知した。循環器疾患患者自身の大腿部の筋肉細胞を摂取し、その筋肉組織をシート化する事で優位に治療が可能となっていることを知り、その研究が9年にもわたっていることを看護師の私たちも知らない分野が、日進月歩のごとくどんどん開発されている。再生医療はグローバル化され、これからの医療をぐんぐん牽引し、病気のない近未来が身近になり、中之島は最先端の治療区画となり人は200歳まで生きているかも知れないと錯覚させられる研修でもあった。看護領域でも人材育成に努め、教育システムを構築し、また実践されていると言う日本の医療の発展にも多々驚愕している。
私自身、親戚に50歳代で急に発症したALS患者がおり、栄養は胃瘻造設により注入食、自分では動かすことのない車いすに乗車し、昼夜に関わらず家人がすべての介助をおこない、在宅で過ごす日々。京都大学の山中教授が報告されたiPS細胞を用いた臨床研究についての再生医療をみんなが心待ちにし、いつかいつの日か、この病がまた、全国、地球上の難病がなくなる日を望んでいます。

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